昨晩、大手スーパーマーケットに行き、苺の販売状況を見てきました。
まだ陳列スペースも品種も商品数も少ない状況であることがわかりました。販売していた苺は栃木産の「とちあいか」という品種で、2019年に一般商業販売が開始され「とちおとめ」よりも実が硬く輸送に適しているため、現在では関東エリア全体のスーパーマーケットの苺売り場で中心的に販売されています。逆に「とちおとめ」をあまり見ることが少なくなった理由は、とちあいかの方が収穫量が多いため栃木県の苺生産者さん達がとちおとめの生産をやめてしまった事が理由です。
同時に埼玉県の苺生産者さん達も4年前までは「とちおとめ」をメインに苺栽培をされていましたが、埼玉県ブランド品種あまりん、かおりん、べにたまの登場で長くお世話になってきた「とちおとめ」をやめてしまったわけです。
昨晩の話に戻りますが、12月10日現在のスーパーでの苺の価格は「とちあいか大粒パック」1パック¥1980円(税込み2138円)でした。
大粒で見た目も香りも良かったのですが、高くて買えませんでした。同時に「クリスマスが近くなってきたら考えよう」これが消費者の気持ちですよね。
クリスマスが近づいてくるとスーパーマーケット全体の雰囲気が変わりますし、苺売り場も大きくエリアを拡大してスポットライトが当たります。価格も上がりますが、お客さんの購買意欲も高まります。
当園のオープンが12月24日のクリスマスですので、沢山の商品を並べたい思いはあります。オープンまで2週間を切ってどうするか。今はこのように詳細を丁寧にお伝えしていくしかありません。
昨晩の「とちあいか」税込み2138円に比較する当園の商品がこちらです。

商品名は「レイベリーギフトセット🍓」 大粒パック2個入り。
価格は箱代と贈答用紙袋を無料でお付けして税込み¥2700円です。
1パック税込み¥1350円ですので、2個買うと箱と紙袋が付いてくるので贈答用に出来ますし、安全に自宅まで持ち運びが出来ます。
スーパーマーケットに並んでいる苺は、生産者→農協→市場→仲買人→スーパーマーケット→消費者というように流通コストや販売手数料が多くかかってしまいますので価格が高くなります。特に寒くて苺の集荷量が少ない時期は価格が高騰します。消費税も大きいです。
当園の苺も安いわけではありません。半年間は無収入に近い状態で人件費や資材費、動力光熱費など様々な経費をかけて苺を栽培しています。
今シーズンもお客様に喜んでもらえるような美味しくて楽しい苺を販売していきたいと思います。
引き続き、私のブログをご覧になってください。











