ここ数年間は苺の販売価格を上げずに営業してきましたが、物価高騰や労働賃金の上昇により今シーズンは値上げしなくてはならない状況にあります。
すでにホームページ内にあります「商品紹介」には、今シーズンの商品価格が表示されています。
12月~5月末までの営業期間において、収穫開始~厳寒期の暖房費用がかかる時期は昨シーズンよりも値上げとなります。3月末からは徐々に価格を昨年に近い金額にしていけるように努力します。
例えば、レイベリー3Lパックがこちらです。

昨シーズンまでは1パック税込み¥900円でオールシーズン販売していましたが、今シーズンは税込み¥1080円で販売開始となります。
続いて埼玉県ブランド品種の「あまりん」に関しましては、「埼玉いちご連」という組織と県内苺生産者との間で新たに「県育成品種の栽培誓約書」が結ばれて色々な取り決めが伝えられております。その中で重視されていることが「あまりん基準糖度確認証」についてです。
皆さんもご存じの通り「日本一高級な苺あまりん🍓」「全国苺選手権3連覇あまりん🍓」という報道をテレビ等でご覧になった方も多いと思います。そのくらい人気が高い「あまりん」の品質&糖度を栽培契約を持っている県内苺生産者が証明しなくてはならないのが「あまりん基準糖度確認証」です。
今シーズン私は「あまりん基準糖度確認証」を取得する自信があります。昨年までの経験を活かして、苗づくりの段階から品質の高いあまりんの栽培を進めています。あまりんの栽培面積も2倍に増やしました。ですが収穫量も2倍になるわけではありません。理由は、一粒一粒の品質を高めるために「摘花」をしています。摘花とは、苺になる予定の花が10個咲いたとしたら6個に減らしてしまうことを言います。細かい手作業となるため労働時間も多くかかります。摘花作業によって残された花は充実した果実となって「品質の高いあまりん🍓」に仕上がっていきます。同時に栽培環境を整えるため、暖房機と二酸化炭素発生器を使って「光合成」を高め、日平均気温を調整しながら積算温度600度に到達するまでの日数を45日~50日で収穫となるようにしています。
昨シーズンも同様に近い作業をしていたのですが、摘花は行っていませんでした。価格に関しても「当園オリジナル品種レイベリー」と同じ金額にしていました。
今シーズンは、埼玉県全体のあまりん平均価格を参考にした販売価格を決めさせていただきます。
例えば、あまりん3Lパックがこちらです。

今シーズンもクリスマスシーズンになると、スーパーマーケットでは1パック¥1500円~2000円以上で販売されると思いますが、当園では税込み¥1350円で販売をスタートさせていただきます。
その他の商品に関しましては、ホームページ内の「商品紹介」をご覧ください。
明日は「苺の自動販売機での営業について🍓」投稿させていただきます。











